[最終更新日]  [公開日] 2019/10/4

フォークリフト免許の費用と技能講習とは?学科と実技の試験内容

1トン以上の荷物を扱う大型のフォークリフトを運転するには、「フォークリフトの技能講習」を受ける必要があります。

技能講習は、学科と実技の2つがあり、試験に合格すれば「教育訓練修了証明書」が交付され、これをもって運転資格が得られます。

フォークリフト免許は18歳以上であれば誰でも受験資格があり、合格率は9割以上、資格取得にかかる日数は最大5日間と取得しやすい特徴があります。

資格取得までの流れは主にこのようになります。

  1. 申し込み
  2. 学科講習と試験
  3. 実技講習と試験
  4. 修了証を発行

フォークリフト免許の技能講習にかかる費用、技能講習の学科と実技の具体的な内容について紹介します。

受講コースと費用

フォークリフトの講習は、自動車免許や大方特殊免許を持っていると講習が一部免除されます。

そのため免許取得までの日数は最短で2日最長でも5日となります。

所持免許と受講コース
講習時間 保有資格・経験
11時間 大型特殊免許(カタピラ限定を除く)所有者。
普通、準中型、中型、大型、大型特殊(限定あり)免許を有し、小型フォークリフト特別教育修了後、最大荷重が1t未満のフォークリフトの業務経験が3ヶ月以上ある方。
(特別教育修了証のコピー貼付、事業主経験証明必要、特自検点検表添付)
15時間 小型フォークリフト特別教育修了後、最大荷重が1t未満のフォークリフトの業務経験が6ヶ月以上ある方。(特別教育修了証のコピー貼付、事業主経験証明必要、特自検点検表添付)
31時間 普通、準中型、中型、大型、大型特殊(限定あり)免許所有者。
35時間 上記のいずれにも該当しない方

受ける講習が少なくなれば、その分費用も抑えられます。費用の相場としては約1万円~4万円ほどになります。

受講時間と費用
コース 費用
11時間 10,000円〜25,000円
15時間 20,000円〜23,000円
31時間 35,000円〜43,000円
35時間 40,000円〜47,000円

地域ごとに料金には差もありますが、概ね上記のような費用に収まります。

教育訓練給付制度

ハローワークの教育訓練給付制度を利用すれば、免許取得費用の20%が支給されます。支給額の上限は10万円まで、4千円を超えない金額に対しては支給されません。

フォークリフト免許が約4万円なら8000円安くなるため、利用を検討したい給付制度です。

教育訓練給付制度の対象者

教育訓練給付制度は、以下に該当すれば利用できます。

教育訓練給付制度を利用する条件
支給対象者 支給要件
すべて 前回の教育訓練給付金受給から今回受講開始日前までに3年以上経過していること
在職中 受講開始日現在で雇用保険の被保険者期間が3年以上(初めて支給を受けようとする方は1年以上)あること
離職中 受講開始日時点で離職日の翌日以降から受講開始日までが1年以内であること

詳しくはハローワークでご確認ください。

ハローワーク:教育訓練給付金とは

提出書類として「教育訓練修了証明書」「領収書」などが必要になります。書類などは忘れずに保管しておきましょう。

支給に関しての詳しい申請手続きはこちらを参考にしてください。

教育訓練給付金の支給申請手続きについて

申請に必要となる教育訓練給付金支給申請書は、最寄りのハローワークで配布されています。

その際に詳しい手続きや、自分が支給要件を満たしているかも確認してみるといいでしょう。

技能講習は学科と実技の2つ

フォークリフトの技能講習では、「学科」と「実技」の2つの内容になっています。

学科ではフォークリフトの基礎知識を頭で学び、実技ではフォークリフトを実際に運転して操作を学びます。

学科講習の内容

学科講習はすべて受けると11時間になります。

学科講習の時間と科目

座学となる科目は主に4つです。

学科講習の時間と科目
学科時間 科目
4時間 走行に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識
4時間 荷役に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識
2時間 運転に必要な力学に関する知識
1時間 関係法令

テキストは200ページ近くありますが、すべてをやるわけではなく要点のみにしぼられています。

学科試験と難易度

講習のあとすぐに試験がはじまります。学科試験の点数の内訳はこのようになっています。

学科試験の点数と正当率
点数 正当率 科目
30点 4割 走行に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識
30点 6割 荷役に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識
20点 4割 運転に必要な力学に関する知識
20点 4割 関係法令

各科目で正当率以上を獲得しなければなりませんが、学科試験はほぼ全員が合格するようです。

難易度は低いようですが、もし学科で不合格になってしまうと、実技は受けられません。次回の学科講習にはじめから参加しなければならず、受講料もかかってしまいます。

講師の話は試験問題のヒントになることもありますし、役に立つのでしっかり聞いて覚えておきましょう。

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