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夜勤きつい・しんどいは嘘?経験者が語る夜勤の仕事が楽だった点

個人的な感想になりますが、夜勤は辛くないし楽です。

夜勤がきつい・しんどい説が多いので、経験者が夜勤の本当のところを語ります。

夜勤がきつい?私は楽だったよ

何を隠そう私は夜勤が大好きな人間です。

一番嫌いな満員電車もありませんし、人の存在感もなくなる夜、こんな時間帯に働けるって快適な環境じゃないですか?

そういったこともあって、私はこれまで工場やコンビニ、IT系の仕事それぞれで夜勤を経験しています。

ただネットや口コミでは

夜勤がきつい・しんどい

夜勤は絶対やめた方がいい

という意見をよく目にしますよね。

夜勤が辛いという人の意見では「昼間寝れない」といった主張が目立つので、夜型の人じゃないんだろうなあと感じたりもします。(仕事内容がつらいという看護師などの専門職の方々もいらっしゃると思いますが)

私としては都内の通勤ラッシュのストレスって相当なんで、それが避けられるだけでもメリットはあるんですけどね。

何年も夜勤で働いてきましたが、体調不良になることもなく健康的に生活できています。

むしろ日中は我慢しても眠くなりやすいので、夜型の生活リズムが染みついているのかもしれません。

そもそも「仕事のきつさ」って「肉体的な疲労」と「精神的な消耗」でまったく違うもので、どちらに耐性があるのかも人それぞれじゃないですか。

そういった感じで、夜勤が大丈夫な人、夜勤がしんどい人って、体質によるところが大きいと思います。だから単純に「夜勤キツイ」とはならないのです。

そうは言ってもマイノリティの意見だとは認識しています。

ですが私と同じような人が、ただ声の大きい意見だけをみて「夜勤はやっぱりやめよう」となってはもったいない?ので、参考になりそうなことを体験談も交えて紹介したいと思います。

私が夜勤が辛い・しんどいと感じたとき

基本的に夜型の生活リズムが体に馴染んでいる私でも、夜勤が辛いときがありました。

睡眠不足

まずは肉体的な辛さですが、夜勤が辛いと感じるのは、他の人の意見と同じく「睡眠不足」の時です。

夜更かしすれば日勤でも眠いし辛いので、仕事前にしっかり寝ましょう!ということなんですが、夜勤で働く人の就寝時間は昼間から夕方なので、世の中の皆さん起きてるんですよね。

近所で道路工事してたり、赤ちゃんや子育て世代がいれば騒音が大きめのこともあります。

特に「音に敏感な人」は、睡眠の妨げになるので要注意です。

私がマンションに住んでいる時、真下の部屋のリフォームかクリーニングなのか知りませんが、突き抜けるような騒音で寝れなくなりました。ドリルの穴をあけているような振動を伴う音は耳栓をしても無駄でしたね。

それに耳栓も毎日すると耳が痛くなるので辛いですし。

そういった日の夜勤はウトウトしてしまいがちで集中力も下がりっぱなしです。

どうしても眠い時は、休憩中に30分でも仮眠をとって、その日はしのいでいました。

短時間の眠りでも頭はかなりスッキリするので、夜勤の仮眠は睡眠不足の対策として使えますよ。

孤独を感じることも

メンタルが落ちている時など、孤独を感じることもあります。

夜勤をすると社会の流れとは逆の行動になるので、そういったときに友人や家族とも時間が合いづらくなり、疎外されているような感覚になります。

人が少ないことが夜勤のメリットでもあるのですが、精神的に不調なときはマイナスに感じることも実際にありました。

夜勤の生活リズムは人と合わなくなりますし、テレビを付けても昼間はワイドショーばかりでつまらない番組ばかりです。

夜勤の仕事明けに遊べる友人もいませんし、居酒屋も営業時間外なので部屋で一人酒。なんとなく満たされない感覚になりがちですね。

夜勤が向いていない人の特徴

肉体的な部分と精神的な部分で辛さが違いますが、夜勤に向いていない人というのは実際にいます。

そういった人には傾向がありますので、まとめて紹介していきます。

昼間に寝れない

断言しますが「昼間に寝れない」という人、こういうタイプは夜勤に100%向いていません。

私の友人なんかもそうでしたが、「外が明るいと寝れない」らしく、夜勤が明らかに辛そうでした。

その時は工場勤務で、二交替のため週ごとに日勤と夜勤を交替する必要がありました。

私は夜勤専従でもいい!くらいでいましたが、友人は夜勤を休むことも少なくないので、夜勤に向いていない人もいるんだなと感じたものです。

体調が悪くなる

夜勤による体調不良が起きてしまう人もいます。

昼間寝れない睡眠不足、夜型生活へのストレスが原因とも言われています。

実は夜勤と健康については研究がされていて、中長期的に生活習慣病やがんのリスクが増大する*1)と言われています。

中長期とは5年~10年以上の勤務を指しますので、短期的な健康面への悪影響の大半は睡眠に関連した問題のようです。

体内時計は夜に眠気が強くなり、昼に目が覚めるように脳や体に働きかけています。

夜勤に慣れるためには、体内時計を昼から夜にズラして調整する必要がありますが、慣れるには3週間ほどかかるようです。

慣れるまでは海外旅行から帰ってきたように、時差ボケの状況になるため、頭がボーとしたり体調面への影響がでてきます。

研究にあるように健康面への悪影響はあるということなので、短期間の夜勤仕事でも合わないなと感じたらやめたほうがいいでしょう。

昼夜逆転して働けるかどうか

夜勤は夜型人間なら誰でも向いているわけではありません。

生活リズムそのものが昼夜逆転するので、趣味や遊びに夢中になって夜更かしをしているのとはまったく違います。

夜勤は昼と同様にガッツリと仕事をしますし、夜勤だから作業内容が楽になるといったことはありません。

昼間どれだけ寝ても夜になると眠くなってしまう、夜になると作業効率が落ちてしまう、なんて人も実は夜勤には向いていません。

ただ起きれていればいいわけではないのでその点に注意です。

周囲との違いに不安を感じる

主にメンタル面で、他人と自分の比較をしがちな人は消耗するかもしれません。

例えば夜勤明けで、食料品を買い物に行ってみると主婦や年配者ばかりですし、街には学生しかいなかったりします。

このような状況で「ゆっくり買い物ができて得をした」と前向きに思うか「あれ?これで大丈夫かな」と後ろ向きに思うか、これだけでも適性が分かります。

実益よりも周囲と違うのが気になって不安になる人は、夜勤には向いていないかもしれません。

また、夜働く仕事はよく底辺や低学歴だとネットの掲示板などで言われています。私が実際に工場勤務している際は、自分自身を自虐的に語る姿を何度も目にしています。

こういった言葉に傷ついたり、他人の評価を重要視する人も向いていないと思います。

夜勤がキツイかどうかは体質しだい

ネットや口コミでは「夜勤は地獄」「夜勤は絶対やらないほうがいい」といった論調が多いですが、私自身は夜勤の仕事は精神的にストレスが少なく、体調面も問題がなかったので快適な職場環境そのものでした。

私は仕事の辛さで言えば、「肉体疲労よりも精神的消耗が耐えられない」ので夜勤のほうが楽なんだと思っています。

たまたま夜型生活も体調面で苦ではないのもよかったのでしょう。

これはたまたま見つけたのですが、静岡県立静岡がんセンターが行った「日勤と夜勤の疲労とストレス」の調査結果(*2)が興味深い内容だったので紹介します。

木材加工業の男性社員(平均年齢19歳~52歳)26人を対象として、5日間連続日勤と5日間連続夜勤の疲労とストレスを調査したようです。

工場でよくある二交代制ですね。結果はこのようになりました。

  1. 疲労の合計得点は、全ての日において夜勤の得点が高かった
  2. ストレスの値は、全ての日において日勤の値が高かった

ざっくりまとめると、日勤はストレスが溜まりやすく」「夜勤は疲れが溜まりやすい」傾向にあるようです。

調査人数は26人と少ないですが、自分自身の感覚と近い印象を受けました。皆さんはどう感じたでしょうか。


*1 日本看護協会:国際がん研究機関(IARC)による発がん性リスク

*2 静岡県立静岡がんセンター:5日間連続夜勤における疲労とストレスの変動

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記事の執筆者

山本大地
ライン工歴3年、工場勤務経験は6年。地方の工場勤務からその後WEB業界へ。派遣社員時代にさまざまな業種の工場へ出向し、工員としての経験が豊富。