[最終更新日]  [公開日] 2020/6/26

期間工速報!募集停止はいつまで?再開状況を日々更新中

コロナの影響で2020年2月上旬から期間工の新規募集が中止されています。期間工として働く工場自体が稼働できないためです。

そして、非常事態宣言が解除された6月から、ようやく大手自動車メーカーの工場が稼働しはじめ、期間工の募集も部分的に再開されてきました。

各メーカーの期間工募集の状況をほぼリアルタイムで更新していきます。

期間工の募集再開をはじめた企業一覧

日本は10社以上の自動車メーカーが存在する、世界でも稀な自動車生産国です。そのような背景もあって、期間工の募集も自動車メーカーが大半を占めます。

6月29日現在では、以下の期間従業員の募集を再開しています。

* 工場の再開だけでなく期間工の募集確認ができたものを掲載しています

トヨタ自動車

  • 元町工場(愛知)
  • トヨタ自動車九州

日産自動車

  • 追浜工場(神奈川)
  • 栃木工場(栃木)
  • 日産自動車九州(福岡)

ホンダ

  • 鈴鹿製作所(三重)

ダイハツ

  • ダイハツ九州

スズキ

  • 相良工場(静岡)

情報が入りしだい追記していきます。

これだけは知っておこう

もし期間工として働くなら、かならず派遣会社経由で応募しましょう。それだけで入社時にお祝い金として数十万円がもらえます。

入社祝い金はメーカーは同じでも勤務する工場で変わってきますし、満了金も収入に大きく関係してきます。快適に過ごすためには寮環境(相部屋?ワンルーム?)なども気になりますよね。

そのような「働く前に知りたかった!」という期間工選びのポイントをまとめています。ぜひチェックしてみてください。

期間工選びのポイントはこちら

入社祝い金のある期間工求人はこちら

期間工は今後どうなる?

期間工は数年で何百万円も貯金できるほど稼げます。事業をはじめるための資金、将来の蓄え、借金返済など期間工での稼ぎを期待していた人もいたかもしれません。

しかし突然のコロナウィルスの流行で世の中が一変しました。例年だとあるはずの仕事がない…そんな状況が続いています。

期間工としての働き口は今後どうなるのでしょうか。

期間工募集は再開される流れ

過去を振り返ると、期間工の募集停止期間が長いのは、リーマンショックのあった2008年、東日本大震災が起きた2011年の直後となっています。

今回の募集停止期間は、その中の1つとして数えられるほど異例の事態です。

とはいえ日本国内では、コロナの影響が限定的になってきたことで、緊急事態宣言後の経済活動は回復傾向になっています。

自動車の製造は国の基幹産業ですから、工場も徐々に再開の流れに向かっています。

2020年6月26日の日経新聞ではトヨタの期間工募集再開で、業界にも明るいニュースとなりました。

トヨタ自動車は26日、国内工場で雇う期間従業員の新規募集を一部再開したことを明らかにした。7月入社向けの採用を予定している。新車需要の動向に合わせて2月上旬から募集を停止していたが、約5カ月ぶりに再開した。自動車各社も募集を再開しており、雇用回復の兆しが現れ始めた。

トヨタ、期間工募集再開 国内生産回復受け5カ月ぶり

他にも日産、ホンダなど大手自動車メーカーは、期間工の募集再開を6月中にはじめています。

様子をみていた他のメーカーも期間工募集の動きになっていくことが予想されるため、コロナの感染者数が変わらなければ、期間工募集はある程度戻るのではないでしょうか。

コロナ以外の懸念材料

今現在はコロナの影響が大きいですが、景気の影響もでてくるかもしれません。というのも、期間工の雇い主である自動車産業は、景気にとても敏感なのです。

どういうことかというと、景気が悪くなれば車を買う人もいなくなるので、在庫もあるし作る必要もなくなる。という構図になってきます(*1)。

こういった状況で期間工に影響があるとすれば、以下の2点ではないでしょうか。

  1. 期間工の募集が減る(なくなりはしない)
  2. 待遇が今より悪くなる

自動車をたくさん作る必要がなくなれば、期間工を大勢雇う必要もなくなります。ということで期間工の募集も減ってしまいます。それが1つめ。

メーカーが雇いたい人数よりも、期間工として働きたい人が多くなれば、待遇面を良くしなくても応募がくるようになります。1の流れから2へ。

求人市場に人が余りはじめるため、採用されにくくなる(*2)、といったこともではじめてきます。

メーカーも車を売るための企業努力として、コスト削減を徹底しますし、人件費や広告費として、入社祝い金や満了金が下がるかもしれないんですね。

コロナ前の数年間は確実に好景気でしたが、コロナ禍の今とでは状況が変わったと認識しておいたほうがいいでしょう。

経済規模で世界1位のアメリカはすでにリセッション入りされたとの見方もあり、短期的にみれば自動車の生産数は落ち込む流れになりそうです。

全米経済研究所(NBER)は8日、歴史上最も長かった米国の景気拡大期は2月に終了し、新型コロナウイルス感染拡大を受け米経済はリセッション(景気後退)に陥ったとの見解を示した。

米経済はリセッション入り、景気拡大期は2月に終了=NBER

結論:期間工の募集はなくならない

コロナ、景気後退と悲観的な内容でしたが、期間工の採用自体がなくなるということはありません。ゆるやかに減ることはありえます。

その根拠として繰り返しになりますが、自動車産業は日本のGDPを支える大きな柱の1つなので、国内から急になくなることは考えづらいからです。

つまり自動車の生産拠点が国内にあれば、期間工の募集も一定以上は見込めます。ですので「期間工の仕事がなくなったらどうしよう」という心配はいまのところいりません。

採用面・待遇面の良し悪しは景気に影響を受けてしまうと認識しておきましょう。

ただ短期的な見方をすると、工場が5ヶ月ほど停止していた反動が見込めるため、稼ぎやすい状況になりそうです。

今の時期に採用されれば、7月、8月は休日出勤など忙しいのではないでしょうか。


*1 不景気になると急に節約志向になって、今あるもので我慢して出費を抑えるようになりませんか? この時期はテレビや雑誌も節約ネタが(売れるので)増えてきますし、自動車関連の株価も当たり前のように下がってしまいます。

*2 再開された期間工の採用でも、経験者が優遇されやすい傾向がではじめているようです。

記事の執筆者

株式会社クリオ はたら工場マガジン編集部
工場経験者も在籍しているはたら工場マガジン編集部が製造業の気になる情報を発信しています。体験者へのインタビューや工場の仕事の裏側もお見せします。